前回のアデニウムに引き続き、今回の植替えはグラキリス
昨年5粒の種を蒔き、それから10ヶ月経ちました。
2018年播種 パキポディウムグラキリス
最後にグラキリスの実生について書いたのはこの記事頃で、最低気温が10度を切ったあたりから室内の窓辺が定位置に。夜は窓から離れた場所に移動してヌクヌクと。
最後に書いた昨年10月の彼らは
これ。
一冬超えた彼らは
こう。
サボテンが1番育っとるやないか!という叱咤激励は心の中に仕舞っていただいて大丈夫。それについては私が1番感じていますよ?なんでだろ。
では、早速植え替えていきます。
実生のグラキリス、初めての植え替え
ダブルヘッド
まずはダブルヘッドから抜きます。昨年10月の姿は ↑ からのー
ドーン
中々の「Y」でしょう?そうでしょう?
根っこの育ち方がなんか不思議な感じ、中間部はどうした?
はい、つぎー。
ほっそりタイプ
細いタイプのこの子はここから
細いまま!
けれど、本体はしっかりしてきていてこういう子は生命力が比較的強いイメージがあります。
つぎー
樽型タイプ
樽型の子
変化なし!そして根が少ない!!
やはり根が少ないと水を吸う量も少ないわけで、結果成長は遅めになる…ってこと?
と思ったんですがー
脇芽の出るタイプ
もうひとりの樽型、脇芽モリモリくん
丸々としてるから根っこも凄いのかと思いきやそうでもない。
もうわからない。
傷を負った実生の子
最後は4ヶ月時点の写真がないんですが!3ヶ月の頃に問題が起こったこちらの方
覚えていらっしゃらない?
そうです。身体が凹んだこの子です。これがー
随分と立派になりました。
凹んだ部分は
茶色く変色しているけど、やっぱり自然治癒力すごい。
というわけで全員引っ越し完了。再来年まではこのままいきます。
恵比寿大黒さんと、同級生のふりした1年先輩のグラキリスと忘れちゃいけないサボテンとチーム2号鉢。今年も元気に育ってください。
…
まーだ、終わりませんよ?
見知らぬ誰かが種を蒔いた実生のグラキリス
ラストはこちら。
オークションで一昨年(2017年)購入した実生の子
ちなみに購入したては
こうでした。
なんとも言えない円柱状の形。丸くもなったけど、表皮がだんだん下がっていくような成長の仕方をするんだなとトゲの位置を見て我思ふ。鉢から抜くときに持つとこがなくて困った。指に刺さると地味に痛い。
前回この子が登場したのは花芽がついたこの時でしたが、それがポロッととれて
へそになり、分かりづらいけど4本に分岐。
既にほぼ仕上がった形で輸入されてくる現地球では絶対に見ることのできない最初の分岐に感動。こうやってあの形になっていくんだなー。
本体を持って鉢を持ち上げることが出来るくらいには根は張っていたのでひとまず表土を落としてみると
根が渋滞。せーーの!
うーん、さすが。年数経ってる根!
鉢増しして、予定分のグラキリス植え替えは終了。
駆け足でお送りしましたが、お楽しみいただけましたでしょうか
では、また次の記事でお会いしましょう!
植え替え後の反応はこちら。よろしければご覧くださいー。
さらに2年経過したグラキリス実生の植え替え記事もよろしければー