植物日誌

ベランダと室内で育てる塊根植物、サボテンの観察日誌

パキポディウムグラキリスの初開花

涼しかった夏期休暇も終わり、早3日。

夏、戻ってきたー。

あんなに涼しかったのに、また猛暑日続いてます。

パキポディウムグラキリス実生の初開花

グラキリス 初開花

目覚めの遅かった実生4年目のグラキリスがやっと初開花しました。

花芽が出てきてから約1ヶ月くらいかかったかな。のんびり屋さんめっ。

実生のパキポディウムグラキリス

2日前、暑さが戻ってきたと同時に水切れさせてしまって、本体が見たことない形に凹んでしまい…。すぐに水やりして5時間後くらいに元に戻ってくれたけどホント焦った!

他の子たちは平気でしたので、花がついているぶん、きっといつもより水が必要だったのでしょうね。ともあれ、吸水力があって元気が良いということが確認できたことを良しとしよう。

 

実生のグラキリス

ついた蕾は3つ。

1つ目が散って、2つ目が開こうとしている瞬間。

万年アレルギー性鼻炎の私の鼻が腐ってなければグラキリスの花は無臭。

グラキリスは自家受粉できるらしいですが、人間が手伝ったとしても成功確率は低く、種の完成度も低いとかなんとか。

この株がもう少し大人になったら、現地球の子との種を採りたいなーって妄想が膨らみます。

グラキリスの雄しべ

グラキリス 雄しべ

花を覗いてみた。入り口が狭く、細長い。

中央に鎮座しているのが鉄壁のピラミッド、おしべくん。

見えているピラミッドの裏側に花粉がついている。

グラキリスの雌しべ

グラキリス 雌しべ

花が落ちたら雌しべがこんにちわ。

そのピラミッドに守られる形で雌しべ(茶色いところ)がいるということらしい。

この構造故に、初心者による受粉は若干難易度高め。

単に花と花をコショコショするだけではダメだから。

ロフォフォラも開花

サボテン ロホホラ

ロフォフォラも先日開花しました。

このハチもグラキリスの花の蜜は身体のサイズ的に無理。

じゃーどんな虫がグラキリスの受粉の手伝いしてるのかって、多分、ハエとか?

コバエがいるのかなマダガスカルには。

開花後、グラキリスが分頭開始

グラキリス 分頭

花芽が出たらそこから枝分かれ開始。

この子は、見た感じ4つの枝が出てきそうです。

実生のグラキリスでよく見かける脇芽のすごいやつって、現地球ではあまり見ませんがそもそもそういう形は輸入されないのかな?

勝手なイメージだけど、4本枝の子は四角っぽい形の子多くないですか?

3本枝は丸い子が多い気がする。

うちの子はどんな形になっていくのか。

末永く見守りたいと思います。

ひとまず初めて見せてくれた花をもうしばらく楽しむぞ!

 

追記 グラキリスの開花が終わったら…

グラキリス実生 初めての枝分かれ

なが~く伸びた花芽が取れたらどうなるのか、ずっと気になってたけど…。

ヘソが出来た!

そして、翌年(2019)はじめての植え替えへ。よろしければこちらもご覧ください。

www.0607.life