植物日誌

ベランダと室内で育てる塊根植物、サボテンの観察日誌

サボテン 兜丸の種まき -実生の記録-

私史上、最も失敗している植物、それがアストロフィツム兜丸(と、ルリ兜)

最初に買った兜丸は、購入時から根腐れしていて家に迎えて10日で逝くし、あとは蒸したり焼いたりしてダメになり。蝶よ花よと扱ったとて、急にポックリ死亡されてしまう。

トテモ ムズカシイデスネ…

そもそも相性(環境と育て方)が悪いことが前提としてあると思いますが、種から育てたらもう少し兜丸たちのこと理解できるかなと去年(2020)8月に種を蒔きました。

 

 

 

アストロフィツム兜丸の種まき(8月)

アストロフィツム兜丸とアズテキウムヒントニーの種の大きさ

ネットで購入した兜丸とアズテキウム・ヒントニーの種

ヒントニーが小さすぎて兜丸が大きく見えますが、兜丸も3mm程度の小ささ。

ちなみにこの時のヒントニーは発芽率も低く短期間で全滅しました。残念。

一方、兜丸はと言うと

サボテン兜丸の実生 発芽

蒔いたのは7粒で、100%発芽。

使った土はこちら

 それと「くん炭」をノリで入れました。多分、あまり意味はない。

1日~1週間ほどで発芽し終わったので鮮度が良かったのかなと思います。

本体がいなくなった種殻

サボテン兜丸の種殻

みんなこのヘソみたいなとこから発芽していたので、兜丸はそういうものなんでしょう。その他の部分はとても固くパキポの種ように全体が水を吸って湿った状態というよりも、このヘソ部分に水気を強く感じたときに発芽が始まるのかもしれない。

この半年後にまた兜丸を播種するんですが、これに習って種はすべてヘソを下にして播種しました。

 

発芽後の管理と記録

サボテンの種まきをしようと思ってから色々と調べた結果、菌の繁殖等を抑えるため鉢ごとジップロックに入れて密閉管理すると良いという知恵を得ました。

更に事前に土をフライパンで炒ったり、レンチンしたりの熱消毒すると尚良しかと思いますが、土専用のフライパン、レンジなど持ち合わせていないのでそこはベンレート頼り!

小袋(0.5g)に対して水1リットルで希釈したものを土に十分染み込ませ、更に50ml程度ジップロックの底に追加し、鉢入れて密閉。

直接日光が当たらない窓辺の棚の下段に置いてあとは何もしない。

 

発芽後 1ヶ月(9月)

サボテン兜丸の実生 成長記録

ひとまずの出揃ったな感。

サボテン兜丸の実生 成長記録

兜丸の人生で唯一の葉らしい葉。僕たち双子葉植物なんすよーっ状態。

で、9月の半ば過ぎくらいから最低気温がグングン下がりだして20℃を切るようになってきたのでヒートマット投入。

 これの上に直置きでヌクヌクとしつつも、2020年の冬は大寒波。窓辺にいた兜丸たちはそれなりに冷えることもあるような環境でした。

 

発芽後 3ヶ月(11月)

毎日見ても感じられる変化は殆どなく、しばし放置。からの久しぶりに袋の中を覗いてみたところ

サボテン兜丸の実生 成長記録3ヶ月

急に兜丸になるやん…

見てなかった1ヶ月ちょっとの間にどう変化してたのか知りたかったー…

やっぱりあんまり触らないほうが良いのでしょうか

色々観察したい私、触ってほしくない兜丸、常にせめぎ合い。

 

 

発芽後 6ヶ月(翌年2月)

サボテン兜丸の成長記録 実生6ヶ月

ヒーターのスペース問題で自家採取の翠冠玉を追加播種したので相部屋。

翠冠玉は約3ヶ月。取り蒔きだったのに発芽率は然程良くなかったです。

兜丸は1つ減って6株に。

アストロフィツム兜丸の成長記録 実生

この頃にはジップロック内に水は入れず、鉢内の水分だけで湿度を保っている状態。

相変わらず棚の下段にいたのでみんな微妙に徒長気味。

アストロフィツム兜丸 実生6ヶ月

ですが上から見たらちゃんと兜丸だし、それぞれ顔も違ってきて楽しくなってきた!

 

発芽後 10ヶ月

ヒーターもいらなくなった6月、初めての植え替え。

アストロフィツム兜丸実生 初めての植え替え

兜丸は植え替えることで成長速度が加速するような側面があるらしく、播種からの1年で2回植え替えされる方もいらっしゃるとか。但し、そのたびに数が減ることも普通らしいので、そもそも播種数が少なく、経験も浅い私はなかなか実行できずに10ヶ月でやっと。

たった6粒ですが、されど6粒。ドキドキしながらなんとか植え替えたので、ベランダの日陰で強く成長していただきたい。消えないで兜丸たち。

 

兜丸の春播き 播種から3ヶ月

3月に兜丸の種まき第2弾を実行しました。

こちらは敢えてジップロックを使わず、腰水、24時間暖房の室内管理でどうなるのかなーって観察してみましたが

アストロフィツム兜丸実生3ヶ月
秋蒔きでも密閉環境のほうが成長速度は早い。という結果でした。

しかし種の入手先も異なり、環境以外が同条件ではないため、たまたまの可能性もあります。その辺はまたいつか試してみたいところ。

育てやすさとしては、カビの心配をしなくて良いというところでは秋蒔きのほうが楽で、特段温めたりしなくても良いという意味では春播きのほうが楽。一長一短。

可愛いし、楽しいから、結果いつ蒔いてもいい!これに尽きる。

また成長したら記録します。

ではまた!