植物日誌

ベランダと室内で育てる塊根植物、サボテンの観察日誌

グラキリスの発根管理 秋編


表題の件、またかって思ったでしょ?

正直、ワタシモデス!

発根に関しては

www.0607.life

 これでね、一区切りつけたつもりだったんですけども…

 

 

グラキリスの根腐れ

2ヶ月くらい前の話になるんですが塊根植物でも有名な某お店にちょっと遠出してね、行ってきました。

そしたらもうハウス1つが塊根植物まみれで天国!私の植物メーターがグググググッ!と、仮装大賞のアレだったらもう秒で欽ちゃんに「合格ぅー!」って言わせちゃうくらいの速さでさっさと振り切れちゃって

パキポディウムグラキリス

記念にグラキリス買ってました。

がーっ!しかしっ。

今日の主役はこの子じゃないんだ

うちにきてから2週間程度経ったある日、その日は結構気温が高くなる予報だったので水やりをして仕事に行き、帰宅後この子を眺めていたら前日までは確実になかったシワを発見してしまったのです…。

購入時にこの子に関することは聞いており、管理状況はこの目で見ているので発根している可能性は十分にあると思っていたのですが、その日の状態からすれば何か問題を抱えているか、もしくは未発根であると思わずにはいられませんでした。

どちらにせよ時期的にもギリギリだなと思いながら鉢から抜いてみたところ、完全なる根腐れ。発根は全くしておらず、残された主根部分が黒く変色し触るとヌルっと…。

更に意を決して少しずつグラキリスを切ってみると、既に中の方にまで腐りが入ってしまっていて時既に遅し。それでもなんとかならないかとお店の方に対処法を聞いてみたけれど、本体の半分ほどにまで進んでしまっているものは恐らくもうダメですと。

未だ様子を見ていますが、日に日に弱っていっているのが分かるので上の写真は遺影となりそうです、無念。

購入してからまだ日が浅く、私の管理方法などをお話した上で多分お店にいるときに既に腐っていたと思いますということで代替品を送っていただけることになりました。

発根管理開始

未発根のパキポディウムグラキリス

で、こちらが本日の主役!

一回り小さくなってしまったけれど、頑張って大きくしていこう!

この子も先代と同じ時期に国内に入り、同じように管理されていたわけで一抹の不安から直ぐに抜いてみると

未発根のパキポディウムグラキリス 根の部分が白い

やはり未発根でした

切断面は全体的に白く、部分的に青い

カビなのか何なのか、これまでに見たことがない感じ

匂いはないと思うけど、私の鼻は馬鹿なのであてにはなりません

んー!切ろう!

 

 

パキポディウムグラキリスの根を切る

5mmほど切ったところで大丈夫そうな部分がでてきました

これで発根管理始めます

いつものように

バイエルクロップサイエンス 殺菌剤 オキシベロン液剤 500ml

の50倍希釈液に24時間漬けた後

水耕栽培肥料 GH RapidStart (30ml)

で発根が確認できるまで水耕栽培です

正体不明の気泡

もう季節は秋なので、室内で水温を30度前後に保ちながら数日

水耕栽培で発根管理するグラキリスの根の部分に発生した気泡

触ると簡単に損傷し中の気体が抜ける気泡が発生

この気泡が何なのか色々と調べてみたのですが、はっきりした答えは見つかりませんでした

恐らく膜に見えているものは癒傷組織なのではないかなと思います

更にもっとしっかり見たくてマイクロスコープを購入してみましたが

グラキリスの根の部分に発生した泡

やっぱり分かりません!

で、気泡が発生するということは、中から何かしら出ているんですがこれは光合成の活動によって運ばれた何か、もしくは生化学反応による何かかなと。

どなたか詳しい方がいらっしゃれば教えて下さい。

さらなる変化

毎日の水換えのたびの観察中に気泡は潰れて、翌日には同じように発生して‥と繰り返し、更に1週間経過

パキポディウムグラキリスの水耕栽培の過程

切断面が割れてきたー!

↑の下部にある割れた部分が↓

グラキリスの水耕栽培による発根管理

中央から右寄りの白く濃い部分にご注目ください

更に2日経つと

水耕栽培によって発根したグラキリス

発根しました

割れた上部にも根のような突起がみられますが、そちらは恐らくカルスかなと思います

もうしばらくしたらそこからも根が発生しそうな気もしますが、土に戻す頃合いなので観察はここで終了し植え込みます

冬の管理

グラキリスの冬の管理

今日の外気は最高19℃、太陽の光が入る窓辺の気温は最高40℃で、土の中は30℃

このまま室内管理し、更に根を育てなくてはいけません

なので今回は排水性高めの土と、鉢はプレステラを選択

水やりに緩急をつけるために土がなるべく早く乾いてくれると良いと思います

今は少し表皮にシワがよっているけれど、1ヶ月程度で根が育ってシワも伸びる予想で、カチカチで年越し!できるといいなー

 

今回の発根管理についてのまとめ

・夏の水やり後に表皮にシワが寄っている場合、いつも以上に気をつけて観察したほうが良い

・気温(水温)さえ維持できれば発根までの期間は夏と秋とでの大きな違いはない

・水耕栽培する際、根元を切る・切らないの違いは殆ど感じなかったが、色やその他が気になる場合には切ったほうがベターであると思う

 

以上!ではまた!