植物日誌

ベランダと室内で育てる塊根植物、サボテンの観察日誌

サボテン・牡丹玉の育て方と開花


2019年、初夏

ここへたどり着き、どれほどの時間が流れただろう

周りの空気は冷たく、体を暖めてくれる陽の光もない

周りにいる仲間たちがその過酷さに正気を失い、次々と力尽きていく

私も身体がやせ細り、限界が近いことを感じている

あぁ…せめて最後に一花咲かせ…た…ぃ…

サボテン ギムノカリキウム牡丹玉

牡丹玉(ぼたんぎょく)

近所のスーパーにて崖っぷちで花を咲かせようとしていたところを発見、確保。

 

 

 

表土は固まる砂、中は腐葉土。自根あり。

水切れで萎んたサボテン ギムノカリキウム牡丹玉

どのくらいスーパーにいたのか分からないけれど、水切れによるこの薄さよ。

逆に固まらない普通の土にいるサボテンは水をもらっているのか完全なる徒長株へ変体を遂げていましたが、徒長とへこみならへこみの方がまだ良い気がする。

とにかく謎の使命感に駆られて今年7月の終わりに連れ帰りました。

萎んだサボテンの復活スピードは?

紛失したと思っていたラベルをようやく発見して、不明種だったこの子が牡丹玉だと判明(実際には”ボタン”としか書いてなかったけど!)したのは最近のこと。

とりあえずはガリガリになってしまっている身体を戻すことを最優先とし、余力を奪ってしまう蕾をポキっと撤去した後、赤玉土とサボテン用の土などをなんとなーくの割合で混ぜて作った土にイン。

ギムノカリキウム牡丹玉

1ヶ月後

膨らみすぎてませーん?

喉カラッカラなのは分かりきってたし、ちょうど真夏だし、すぐに土が乾いてしまうのでガンガン水あげてて気づいたらこうなってた。

検索で出てくる牡丹玉はもっとキリッとしていてラインがシュッと入っているんですけどー、なんだろうね、このボテッとした感じ。可愛いからいいけど!

牡丹玉の育て方

ギムノカリキウム 牡丹玉(Gymnocalycium stenopleurum)

パラグアイ~ボリビアの粘土質土壌地に自生

形は扁平の球形~球形

花の色は淡いピンクから濃いピンクまで個体差がある

夏型のサボテンで成長速度はやや早め

直射で育てると本体は青銅色となり、開花と稜に入るラインの生産を促進するが、本来は、やや遮光された光や木洩れ日程度の光量を好む

大きく育つと根がもろくなりやすいため、排水性の高い土を使用するほうが良い

堆肥は低pHのものが良い

植え替えは、隔年または鉢に対して株が大きくなったとき

夏には多量の散水が必要となるが腐りやすいため本体に水がかかりすぎないように注意

冬は完全に水をきると-10℃まで耐える

根の弱さから大きくなるほどに難易度があがるようですが、それ以外は普通のサボテンですね。

ところで牡丹玉と言えば、斑の入った「緋牡丹錦」や「緋牡丹」のほうが断然有名。

緋牡丹錦。  #仙人掌 #緋牡丹錦 #多肉 #多肉植物 #多肉ちゃん #園藝 #cactus #cactaceae #succulent #succulents #plant #garden #fall #taiwan #taichung

 緋牡丹錦と

Moon Cactus

緋牡丹

特に緋牡丹は見た目の可愛らしさも相まって雑貨店とかでも売られるくらいの有名種、それに比べてベースになっている牡丹玉のいぶし銀さったら。

(ソフトバンク)ホークスで言えば、ギータの華やかさよりもやっぱ王会長だよね。的なね。大人の魅力ってやつ。うん。

凹んでいるときの身体は藍色と緑の中間っぽい濃い色だったけど、水を吸って膨らんでみたらその色が薄まってしまったので強光線で育てて再びいぶし銀を取り戻したい。

牡丹玉の花

購入時に付いていた蕾は前述の通り撤去してしまったのだけど、身体が膨らむと同時に新しい蕾があがってきました。

サボテン牡丹玉の花芽

蕾もゆっくりと成長し、3週間後

サボテン 牡丹玉のつぼみ

サボテンの花 ギムノカリキウム牡丹玉

何もかもが好み過ぎて、自分でもびっくりするほど感動した!

牡丹玉、好きだ…。

マイナーが故、園芸店で探しても逆に扱ってないとの話ですがどこかで見かけられたらぜひ。牡丹玉、おすすめです!

 

ではまた。