すみっこに追いやれてたハオルチア玉扇を見つけて連れ帰ったのは2019年11月末のこと
見切り品になってた玉扇を購入
— 植物日誌 (@posyu3) 2019年11月30日
生きてますかー⁈
植え替えようと思うのですが、育てた事がないので知識ゼロ
どなたか土とか置き場所のアドバイスくださーい😮 pic.twitter.com/DS1vQG9CBJ
この子を育てた記録と一般的な玉扇の育て方
ハオルチア 玉扇(ぎょくせん)
原産地:南アフリカ・西ケープ州のリトルカルー地域あたり
この玉扇と、同じくハオルチアの万象はアジア圏にて高騰していた時期があって、とても気軽に購入できる金額ではなかったのですが、特別なものを除き普通の園芸趣味家の私でも手に取りやすい価格になりました
本来は地表に窓の部分だけだして光合成する種。販売されている玉扇のように本体全部を表土から出して日光に当てると葉が焼けてしまいやすいので置き場所には注意が必要
育て方
成長期は春・秋、夏と冬はほぼ休眠
成長速度はゆっくりだけど、激遅のサボテンたちに比べると早い
日光が好き。しかし強光は苦手なので午前中の柔らかい光だけが当たる場所や寒冷紗で調整された場所での管理が○
冬は11月中旬ごろ室内に取り込んで、最前列から2~3段後ろあたりが我が家の定位置。
用土と鉢
購入してすぐに小粒の硬質赤玉土3、鹿沼土1、ひゅうが土1で鉢は黒プラ蘭鉢へ植え替えたけど、反応いまいち。
2021年春の植え替えで極小粒の硬質赤玉土とひゅうが土、鉢はロングスリット鉢へ変更後、調子が上がってきた!
水やり
原産地は基本的に乾燥地帯ではあるものの、年間を通してまばらに降水はあるため休眠期においても少量の水やりを行うほうが良いらしい
休眠期である真夏は気温の下がる夜間、冬は晴れの日が続く午前中に月1程度、シーズン中は凡そ1週間~10日おきに鉢の下からダバダバと水が流れ出るまでたっぷりと。
増やし方
子株がポンポン出てくるので株分けして増やすのが1番手っ取り早いと思われる
玉扇の花
2020年9月に初めて咲きました
ハオルチアの花って長ーい蔓を伸ばした先につくのでだいたい持て余します
我が家の玉扇
購入後にすぐ植え替えてみたら小さい子が土の中にワラワラいて驚いた!
根はいくつか駄目になってしまっていて、あまり水を吸えていない状況
これは見切られますわ
最大のセールスポイントである窓もベッコベコ
玉扇の市場価値はこの窓に走る白いラインで決まるそうですが、うちの子は線少なめで普通の玉扇です。
しかしあまりに窓が膨らまないのでそういうタイプ?って思ったけれど、検索してもそんな子はいなくて、ならばと様子を見てもあまり変化らしい変化もなく1年が過ぎ。
もう子株が親をおしあげてしまって収まりが悪くなっているし、一旦リセットしてみようと子たちをすべて外して再度植え替えて半年経ったいま
急にきれいになってもーて…。
全然興味なかったのに、あいつ、お前のこと好きだってよみたいな
聞かされたとたんに意識しちゃったりして
そんな感じで、わたし今、玉扇のことが好き。
1年半一緒にいて、少しだけ玉扇のことがわかるようになりました。
後は維持できれば良いのだけれど。
そして現在再び、子、現る。
∞