体にまとわりついてまるで水の中にいるように感じる空気
天を見上げれば瑞々しい万緑の隙間から溢れる木漏れ日
そして足元には木下闇でひっそりと、しかし存在感のある植物たちが生きている
それが今回オススメする完全室内で育てられる植物である!
週末にペットの餌を買いに行きまして。
結構大きなペットショップなのでアクアリウムコーナーも比較的広いとこなんですが、ここ1年くらいで更に売り場が大きくなって植物関係も数多く見かけるようになり、ふらーっと見て回っていたところ、ふら~っと衝動買い。
左:クテナンテ ブルレマルクシー
右:ソネリアsp
水槽関係のそばで売られてるってことは高湿度が好きってことで、うちの植物たちとは真逆の環境を好むって分かってたんだけど葉の美しさに心奪われ候。
去年、ジュエルオーキッドを買ったけれども引っ越しの際に1日窓辺に置きっぱなしにしてしまって敢え無く死亡させた経緯があるので今回はちゃんと育てようと誓う。
クテナンテ ブルレマルクシー Ctenanthe burle-marxii
原産地 ブラジル
成長速度は遅め、成長すると葉1枚の大きさが最大で30cm程度になることもあるらしいが恐らく日本の鉢栽培環境下ではそこまで大きくはならないのでは?と思う。沖縄の屋外とかだと可能かも。
葉がとにかく美しい!グレーがかった薄い緑と濃い緑で構成されたツートンカラーのヘリンボーン模様。葉裏はなぜか紫。
育て方
直射日光は必要なく、室内で育てられる常用植物である
窓越しの光も葉焼けしてしまう可能性があるので、レースカーテン越しくらいが良い
屋外で育てるならば完全に日陰か、朝日が短時間当たる程度の場所
成長期
春~秋 ※但し室内等で湿度・温度共に良い状態であれば恐らく年中
耐寒性
10~12℃以下での栽培は難しいので冬の間は夜間窓辺から離れた場所に移動させる
用土
水はけのよい湿った肥沃な土壌
うちはまだ購入時の水苔のまま。売り場では完全に腰水状態だったけど調べたら土は乾かし気味で空中湿度高めが好きと書いてあったのでちょっと考え中。
水やり
常用植物のため1年中水を与える。夏の間に液肥を与えると尚良し。
我が家は年中乾燥していて頻繁な葉水必須なので、水やりというよりも葉水が水やりのような感じになって、たまに鉢全体ザパーっといく予定。
乾燥してくると葉が丸まってお知らせしてくれるようで、それから水やりしても良いらしい
増やし方
2~3年ごとの植え替え推奨、その際に株分けをすると良い
花
冬~早春に咲くようです
その後ブルレーマルクシー(ブルレマルクシー)を2年水苔で育ててみた記事はこちら
ソネリアsp Sonerila sp
原産地 中国
地方都市のペットショップで購入できるほどの手軽さながら、育て方はあまり広まっていないのかネットで拾える情報は微々たる数の現在、テラリウム初心者が手探りで育てることになったわけで。
とりあえず葉のドット模様に衝撃を受けた後、3分悩んで購入しました。3分て、悩む意味ある?
育て方
こちらも直射日光は必要なく、室内で育てられる常用植物である
乾燥にさえ気をつければ非常に丈夫で育てやすい小型の種
高湿度を要求するので密閉された容器内で管理しなければならない→テラリウム
あまり他の情報がないけれど、購入先ではLEDライトでの栽培を進められたので窓から結構離れた場所に置くか、素直にLEDライトで育てるのが良いと思われる
成長期
不明、多分環境が良ければ冬に鈍化はするものの年中成長するのではと予想
耐寒性
多少高山性の性質を持つようで、高湿度であっても高温は若干苦手のよう
冬場は10℃以下にはせず様子見
用土
肥沃な用土が良いとのことですが、出てくる画像は水苔ばかり。
土でもいけるとの記載はあれど、しばらくは我が家も水苔で様子見
増やし方
挿し木で。簡単とのこと。ほんとかな。株が安定したらやってみたい。
花
恐らくは春。4月の購入時には花つきでした。
初めてのテラリウム
うちはサボテンとか塊根植物とか普通の環境で育てやすい植物ばかりで、光なくてもいいけど湿度なかったら死にまっせ的なやつはほぼほぼ初めて。
今考えれば、ショップに色んなキットが売ってるから一緒に買えばよかったのに浮かれてさっさと帰ったポンコツなので自宅で育て方を改めて調べていくうちに、あれがないこれもないとなる残念さよ。
とりあえず、すぐ欲しい。最低限の環境を整えたい!と思った結果
ライトはこれ
ヨドバシとアマゾン使いましたけど、翌日配送ホント便利。助かる。
しかしスペック的にこれで良いのかはわからない。
これは最早、テラリウムって思ってはいけない気がする。
育成箱だと、そういうことにしておきます。居場所はキッチンになりました。
ブルレマルクシーは安定したら箱から出して他の場所に引っ越し予定。
しかし最近植物界でもぐんぐん来てるテラリウムやパルダリウム、ビバリウム、こちらもハマったらヤバい香りがプンプンしますね。
サボテン、塊根植物のように夏になると室内からいなくなることもないし、多分環境が整えば天候に左右されることもなく育てやすいんだと思う。って危険な沼。気をつけねば。
と言いつつYou Tubeでめっちゃ見てる。癒やされるよ!
1年維持できたら増やしても…いいかな…と思ってます。頑張れわたし。
というわけで、室内で育てられる植物を探されてる方にオススメです!
ではまた。