一属一種って孤高で孤独
サボテンの菊水を育てています
菊水といえば、ストロンボカクタス属の中にただ1種存在している孤高のサボテンですけどもー。まず属名かっこよすぎない?ストロンボカクタスて。
強いのか!ってよくよく調べてみたら古典ギリシア語στρομβοs(strombos)「円すい型の(胴体)」というような意味で、disciformisはラテン語で円盤状、円形、平らということだそう。
つまり、Strombocactus disciformisは(円すい型サボテン 平ら)という意味ですね
ストロンボカクタス・菊水
自生地:メキシコ
正しく、名は体を表す
メキシコのどこかにある、ほぼ垂直な石灰岩の崖と斜面に生息
原産地での菊水は高さ3〜8 cm、幅3〜9cmほどの大きさになるそうです
サボテンにも沢山の種類がありますが、わたしは主に玉サボテンと呼ばれる縦に伸びず丸く育つタイプを好んで育てていて、この菊水も玉サボテンの1つ。
菊水の育て方
成長期
春~夏
年間を通して明るい場所で育てる
蒸れに弱いため十分な通風が必要
耐寒性
夜間や最低気温が10℃を下回る場合には土が乾いている方が良いようです
冬の間、窓辺などに置いて日光と気温を確保できる場合、暖かい日の午前中に土を湿らす程度の水やりをすると細根の脱落を防げます
日光と気温の確保が難しい場合は断水で管理したほうが良さそうです
耐寒気温はマイナス3℃程度ですが、長期間は耐えられそうにありません
用土
水はけの良い土(後述)
水やり
そもそもは水が好きな種類なので吸水速度は早く、求められるままに水やりすると球体に育ちます。しかし、少量の水でも生きていけるため現地球のように扁平に育てたいときには水やり辛めで。
増やし方
種から増やす 難易度★★★
ほんとだもん!
— 植物日誌 (@posyu3) 2020年9月28日
本当に菊水蒔いたんだもん!
ウソじゃないもん!
R.I.P. pic.twitter.com/RCL1CFR0dB
去年の結果はこれ。菊水の墓場作って終わりました。無念。
菊水の種、芥子粒なみの小ささで発芽率も高い方ではないようです。発芽から3~4年までは成長がとても緩やか、繊細で不安定、しかしその後は強くなり成長速度もあがっていくそう。またいつかチャレンジしよ。
菊水の花
菊水の蕾はサーカスみたいでワクワクする
キレイ。
赤花菊水はアロンソイとの子とかなんとか。真偽の程は謎だけど、アロンソイも持っているのでいつかかけてみようかなと思案中。
菊水を植え替える
現在菊水は2つ所持していて、最初の菊水を手に入れたのは2020年の夏のこと
小さいけれど、扁平で現地球のような渋い感じが出てて良いなーって購入。
植え替えるにはちょっと遅い時期に迎えたので一冬超えていただいての今年、いざ。
またもや「根」なかったー
正確には最近出たと思われる根が5mm程度、申し訳無さそうに2本。
もしかして根無しの子を引き寄せるチカラがあるのでは?いらんけども。
これから良い季節だし根がいっぱい出ますようにーって、オキシベロン希釈水に30秒程浸してルートンを荒ぶりながらぶっかけたけど、この行為に意味があるのかは分からない。やれることはやろう精神。
サボテンは色々未知数すぎて未だ苦手ですべてが手探りです。
今回使用した土は
ひゅうが土1・赤玉土3・くん炭ひとつまみ・ゼオライト1
あと、青森の白峯園さんが出していらっしゃるサボテン用の肥料を0.5程度。
元々に使用されていた土は赤玉土と、鹿沼土メインで水はけ重視な感じでした。多分菊水は水はけ重視のそれで良いんですが、検索して出てきた菊水の根を見るにつけ凄く根を張る種のようには感じなかったので家の環境ではこんな感じかなーって思うこの配合でやってみます。
これまでの鉢が大きすぎたため、管理しやすいサイズに変更し植え付け。
さあ、まーるくならずとも多少なり膨らんで成長再開するのだ
楽しみにしてるよ
ではまたー。