以前書いたエリオシケ・ナピナのssp.pajonalensis、晩冬に逝っちゃいましてね。
その子が忘れられずに探して見つけた種、チェコにありました。
チェコからサボテンの種子を買う
今回購入したのは カスタスポイント(cactuspoint.cz)
探していたのは亡くした子のラベルにあったThelocephala napina ssp.pajonalensis CH1501 Bahia Saladaで、購入した種子の名前はThelocephala pajonalensis CH1501であったので恐らく同一群のものと思われます。単なるナピナの種ならば国内にもあれど、フィールドナンバーが違うだけで棘の色、疣の形が異なったものになるのでどうしてもこのコロニー由来のものが欲しかった!わしはまたあいつに会いたいんじゃ…
とは言っても個性もあるでしょうし、種の鮮度不明なので念の為、500粒。
1種を、ごひゃくて。病。
そして後から気づくんですが今回利用したcactuspointの代表者さんがこのThelocephala pajonalensis CH1501を発見して登録した人だった。なんというめぐり合わせ。
購入金額と植物免疫証明書
チェコの通貨は Kč/CZK チェコ・コルナ
ユーロは2021年4月現在採用されていないそう
1コルナは購入時、約5円
植物免疫証明書が約2,000円で1番高いけれども、アメリカやドイツの有名所に比べたらとても安い!
フィールドナンバーCHの人なので、当然CH種子多数。殆ど全てが写真付きで掲載されており注文もカート式で日本人には分かりやすい。
注文方法
最近はブラウザによって勝手にサイト翻訳してくれるし、色んなサイト様でちゃんとした解説があるので必要ないかと思いますが、自分への覚書として記録。
以上記入してカートに進んでみると、たぶんチェコ国外を送付先に指定した時点で植物免疫証明書を自動添付してくれて(忘れてしまったけど、あってもチェック入れる程度)送料含めて合計金額が表示され、paypalで支払いを済ませて諸々完了。
国内通販するのと殆ど変わりなく購入できてとてもカンタン。
チェコからの郵便
発注後、週末含んで5日後に発送したよ!のメールが届き追跡番号も記載されてました。
この追跡番号で日本郵政のサイトからもざっくりとした追跡が可能。
これまでにも植物以外で個人輸入の経験はあれど、アメリカとかアジア圏で直行便があるところばかり。今回は必ず検疫を受ける植物、空輸ならどこかでトランスファーせねばならぬチェコ。そして時はコロナ禍、世は乱世。果たして。
「通関手続」って検索したら”2回”ってサジェストが出てくるけど、驚異の5回。
発送から到着まで3週間、うち、国内でじっくり吟味すること16日…。
ちなみにGW前に川崎税関と、川崎東郵便局に連絡してみたものの、もうちょっと待ってくださいねーって優しく諭されての15日後着。振り返れば早くても、音沙汰なしの2週間は「もうちょっとって…?」虚無の顔で毎日追跡画面見てました。
税関に連絡した際には、問い合わせ番号と自分の連絡先を控えられて何かあったら直接連絡しますと言われたのですが、この流れがあると郵便で通知がくる過程をすっ飛ばして、まずは電話連絡になるようです。
結果、連絡はなく注文してから自宅へ届くまで約1ヶ月。
おそらく、今回のような大型連休がない場合はもう少し早いんじゃないでしょうか
到着。やっと会えたね!
あとは蒔くだけ!!