植物日誌

ベランダと室内で育てる塊根植物、サボテンの観察日誌

シゾバシス・イントリカータを育てる

球根はお好きですか?

球根と言えば、私の場合チューリップが代表格。

ブログには塊根植物多めで記録していますが、実は会社でも了解のもと色々と育ててましてチューリップはもちろん他の球根植物だとムスカリ、クロッカス、アリウムなんかも3年くらい植えっぱなしで育てて…と言えるのか分からないけどとにかくお世話はしてます。余談だけど今年のアリウムはすごくキレイだった!

で、家に置いている球根植物はタイトルにあるシゾバシス・イントリカータ。

私がいいね!って思う王道パターンアフリカ原産。

たぶん、前前前世くらいはアフリカ人だったと思うんだ。

シゾバシス・イントリカータ

改めてすごい名前。

2.5号鉢にはいったシゾバシス・イントリカータ

こちらが本日の主役、シゾバシス・イントリカータ(2.5号鉢)購入時の写真。

購入したのは去年(2018)の8月。ちょっと街外れの花屋さんで。

同じ頃に某有名ナーセリーのラベルのついたイントリカータをSNSでたくさん見かけたので全国に大量放出されたと思われる。

正体不明の植物を購入するときには必ずその場でググってどういう環境を好むのか、将来の姿形はどうなるのかを調べてからが去年辺りからのマイルールなんですが、この子は大きくなっても6cmとどちらかのサイトで見かけたのか決定打。

その時にこれが球根丸出しの状態って知ったわけで、かわいすぎけしからん。と。

ヒヤシンスなんかは水耕栽培もメジャーで球根丸見えで育てたりしますが、私はやったことないし、育ててる球根植物は全部土の中で花の時期以外はさっぱり音沙汰がないのでね、球根ずっと見れられるって幸せでしょう?…わたしだけ?

 

 

 

1年育ててみた私的シゾバシス・イントリカータ

  • 8月に迎えて定位置は西向き出窓
  • 冬も同じ場所、夜間の最低気温は10~15℃くらい
  • 葉らしい葉はないが、蔓を伸ばして花をつける
  • 花の色は白で小さく、自家受粉し、ケシ粒なみの小さい種を回りに撒き散らす
  • 直射にあたると表面が日焼けして赤く→茶色→膜になるので緑のまま育てたければ、ある程度の遮光した環境が良いと思われる
  • 上記の環境だと冬でも水を欲しがり、新芽を出して年中成長する

  • 見えてる球根の大きさに伴わないくらいの大食らい(水)
  • 結構柔らかくなっていても水をあげると1日で復活する
  • 水切れしても暫くは大丈夫だけど、触ると柔らかいのですぐ分かる

成長したシゾバシス・イントリカータ

冬も成長して倍近くなった2019年3月

もっとゆっくり成長するものと思っていたのに、グイグイくるもんだからこちらも負けじとドンドン水やりして、グイグイドドドンと2日程度で喉カラッカラ。

まだ1度も植え替えていないから見れていないけど、根っこの力がすごいんだと思う。

これを実感してから同じ球根植物で憧れてたブーファンディスティカへの熱が急降下。見た目はとても好きなんだけどブーファンが喜ぶ環境(主に鉢)ってとても大変だと思う。

写真のイントリカータは左側が陽にあたっていたのでそちら側が茶色に。

なんどか薄皮を剥いでぷるんっとした緑に更新してみたけれど、陽にあたるとすぐに赤くなって堂々巡りになるのでやめました。

シゾバシス・イントリカータをハンギングプランターで吊るす

ツルがサボテンとかグラキリスのトゲに引っかかってポキポキ折れるようになったので吊るされた図

 

次の世代へ

成長速度は思っていたよりも早いけど、この球根が6cmとかどんだけ萌えさすのか!

見てみたい、早く。

6月に入ってまた花が咲いて、またこれからグイグイお願いしますよーって

シゾバシス・イントリカータの分球

思ってた矢先

なんか楕円じゃなくなってない?

横に伸びてない?

触って、ハッとした。

中で、、、分球してやがるッ…。ドドドドド

わかってた。

球根だもん、いつかは分球するってこと。

でも今じゃなくない?わたしの6cmの夢!

そもそも3月にはまだ円形だったのに、そっから3ヶ月で頑張りすぎ。

分球したイントリカータ画像を見ると、親株と分球した子株は円形ではない模様。

しかし仕方がない、君がそうしたいと思ったのならわたしは甘んじて受け入れよう。

 

シゾバシス・イントリカータ実生

君が託してくれた

シゾバシス・イントリカータの実生株

この子に、6cmの夢を託す!!

 

2年後、分球して子も育ちました ⬇

 

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