植物日誌

ベランダと室内で育てる塊根植物、サボテンの観察日誌

シゾバシス・イントリカータの成長記録・分球の歩み

植物をプレゼントしようとするとき、沢山の品種があって何にしようって悩むけど、あまり植物に興味がなくて頻繁に手をかけるのはめんどくさいって相手にいいんじゃないかなって思う植物、それがシゾバシス・イントリカータ

 

 

シゾバシス・イントリカータは球根植物

丸3年一緒にいますが全く手が掛からないし、そもそも球根だから年中室内で育てても徒長してるのかどうか分からないっていう素敵なスペック

シゾバシス・イントリカータの球根

陽にあたると表皮?が焼けてしまって逆に痛々しく見えるので室内窓辺が定位置

球根だから、本当は土に潜りたいんじゃないかな…出すけど。問答無用で。

購入時は直径2cm程度の可愛らしい玉ねぎでしたが、1年後は↑のような楕円形になってきて中で球根特有の分球が始まったのでした

シゾバシス・イントリカータの成長記録

初めての分球

シゾバシス・イントリカータの分球

育て初めて1年後、1回目の分球で球根が2つになりました

自分の表皮を破って出てきますが、分球後は親子共に円形でなくなってしまうのが少し残念ポイント

表皮はそのうち乾燥してペリペリになり、剥いてあげるとまた緑に逆戻り

水切れしてくると表面が若干柔らかくなって見た目もハリがなくなるわかり易さもこの子の良いところ。上の写真はちょっとシワがでてきて水欲しがってる状態。

 

自家受粉で種をつくる

年に1~2回、細く伸びた蔓の先に小さい花がついて自家受粉して種ができます

シゾバシス・イントリカータの種

数えたことはないけれど、恐らく1株から100粒は取れると思う

シゾバシス・イントリカータ 実生

こぼれ種からこんにちわ

 

シゾバシス・イントリカータ 種から育てる

他所様(翠冠玉)の鉢からもこんにちわ

葉が細く蔓っぽいので鉢ごと吊るしてたら色んな鉢に種蒔いてました

お陰で他の植物の植え替え時にはイントリカータの実生をもれなく見かけます

翠冠玉のとこにいる子は2年程度経ってると思われる

水は完全にサボテン間隔でしかもらえていないけど元気に育っているのでやはり強いようです

 

更に分球

シゾバシス・イントリカータ2回目の分球

2018年1つの球根から育て初めて、2021年3月時点で3つになりました

1年に1個ルールなの?

殆ど肥料を与えていないからか、新しい球根のサイズが小さくなってきてる

このあたりの考え方はチューリップなどと一緒でしょうか

今年はちょっと液肥あげてみよう

 

イントリカータの育て方まとめ

  • 直射日光が苦手なので年中室内で育てられる
  • レースカーテン越し程度の日光で良い
  • 水切れがわかりやすいので水やりのタイミングもわかりやすい
  • 自家受粉するので、とても簡単に増やすことができる
  • 見た目が球根丸出し、トリッキーで良い
  • 1つの球根は大きくなっても最大6cm、場所をとらない

手がかからなすぎて、たまに存在を忘れるほどですがそれでも元気にしてくれているので非常に育てやすく末永く一緒にいてくれる植物、それがシゾバシス・イントリカータ!大切な人へのプレゼントに是非。

 

ではまたー。