アデニウムをきっかけに塊根植物(コーデックス)に興味を持った私が
次に「あ、これいいな!」と思ったのが
Trichodiadema bulbosum トリコディアデマ・ブルボスム
ネットで購入できるところもあるけれど、できれば直接見て買いたいなー
と思っていたところ、ローカルな多肉イベントにて販売されているのを
SNSの見切れた写真で発見し、いっそいで買いに走った!
それが、こちらです。
姫紅小松 Trichodiadema bulbosum
和名には”姫紅”ってすごく女の子らしいネーミングつけられてるけど
我が家では”小松”って呼ばれる、それがジャスティス。
姫紅小松の育て方
成長期
南アフリカ出身で成長期は春~夏だけど、とにかく成長が遅い!
小松はこうみえて30歳
2ヶ月のアデニウムたちと比べてわかる、小松感。
姫紅小松はその風体から海外でも「アフリカの盆栽」と呼ばれているらしい。
しかし枝?茎は弾力性が強いので松のように姿かたちを仕立てることはできません。それが可能だったらもっと人気がでると思う。
使用している用土
水はけの良い小粒の硬質赤玉土・鹿沼土・ゼオライト・くん炭・元肥など
保水力が若干低い感じが良いと思います
水やり
肥大した塊根を持つ姫紅小松ですが原産地では極端な干ばつに晒されるわけでもなく雨季乾季の差が辛い地域でもないようで、更に落葉もしませんので冬季中においても室内で過ごす我が家では年中適量の水やりを続けながら育てています。
耐寒性
紅姫小松自体、暑さ寒さへの耐性が高いので夏は直射日光に当たりっぱなしの位置、冬においては室内窓辺が定位置。
一般的には0℃程度までは容易に耐えると考えられているようです。
増やし方
種まき・挿し木
種から育てた場合は、前記の通り大きくなるまで非常に時間がかかります
挿し木で育てた場合には、姫紅小松のポイントである塊根ができないようです
購入時、花は散った後
種どうする?カットしとこうか?と聞かれたのでそのままでお願いし持ち帰った後、採取して蒔きました
ゴマより小さくヒナゲシのような種で、蒔いたあとはどこにいるのかわからない!
結局そのまま鉢の奥底へ消えていったと思われる…。
姫紅小松の花
開花期は春から秋にかけて。成長期中のいつかのタイミング。
鮮やかなマゼンタ色の小さい花が咲きます
まとめ
根に刻まれた30年間
この子(小松)何年くらい生きますか?と聞いたらば
「ん~うちには親父の代からの80年生きてるやつがいる」
とおっしゃられてました。
一体どのくらいの樹齢?があるのか、非常に強い植物なので何事も起こらなければきっと私よりも長生きしてくれるのでしょう。
葉は細い茎と共に伸びていくので気になったタイミングで幾度か剪定しましたが、手がかかるといえばそのくらいでとても育てやすいオススメ塊根植物です。